先日、ある小学校の授業風景を少しだけ見る機会がありました。
先生が目指すテーマは、「生徒の主体性を引き出しながら、授業を進める」といったものでした。
先生からの一方通行ではなく、生徒の考えもどんどん聞きながら、算数の授業が進められていました。どの学校でもこのように進められるとは思えない内容ではありましたが、ヒントになるものはありました。
ピアノやリトミックのレッスンでも、生徒さんの意見を聞きながらレッスンを進めるのは、とても大切だと感じたからです。
さっそくJポップの曲に取り組んでいる中学生A君に問いかけてみました。
「ここのところは、ペダルを入れて盛り上げる?」と相談すると、「歌詞が♪かなしいこえでうたいながら~ だから、ペダルを入れないで静かに弾く」という返事が返ってきました。
なんか、すごくいいレッスンができた気がしました。
リトミックでも試してみました。
カラーボードを見せて、「どの色が好き?」と聞くと「あか~」と答えが返ってきました。
そこで赤のボードを使うことに決定!
スティックで「あかあかあかあか」とボードを打つことによって、2拍子の練習ができました。
試行錯誤の日々ですが、自分の考えを持って、自分から音楽を楽しめる生徒さんがさらに増えればいいなと思っています。
by F.K
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